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消費税の基本的な仕組み

消費税は、消費一般に広く課税する間接税です。国内における商品の販売・サービスの提供等を課税対象とし、取引の各段階ごとに課税されます。

消費税は、事業者が販売する商品やサービスの価格に含まれて、次々と転嫁され、最終的に商品を消費し又はサービスの提供を受ける消費者が負担することとなります。

納税は、消費税の負担者である消費者から預かった事業者が申告・納付することとなります。

事業者は、生産、流通の各段階で二重、三重に税が課されることのないよう、課税売上に係る消費税額から課税仕入等に係る消費税額を控除し、税が累積しないように納税します。

事業者の納税事務の負担等を軽減するために、簡易課税制度・事業者免税点制度のような措置が講じられています。

ポイント

消費税はモノやサービスの消費に対してかかる税金であり、各消費者はその消費に応じた税額を各々の所得の大きさに関係なく負担します。

従って低所得者ほど累進課税の所得税と比較し、経済的な負担能力に対し税負担が重くなる傾向があります。